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 西村 優氏を紹介  -蒔絵師 三谷-
 

 加賀蒔絵を代表する工芸家のおひとり初代西村松逸先生及び、お父上に当たる2代目松逸先生のお仕事は、私の蒔絵を習いたての頃からの、目標でもありました。そのご子息の優氏の作品も、作品展で良く拝見させていただいています。
 意匠に対する探求と仕事に対する誠実さを感じ、また近年の作品にはそれに加え、温かさが加味された素敵な作品を、発表されておられます
 「漆と向きあって」                 西村 優
「ものづくり」をしている時、いつも「なにか」と対話しているように思います。“花”であったり“葉”であったり“空”であったり“光”であったり“音や声”であったり“自分”であったり。
そして「漆」と、深く対話が出来ている時には「つくる」事ができるのですが、対話が出来ていない時は「つくる」という事が全くうまくゆきません。 皆様はいかがでしょうか。
そしてなんといっても「手は正直」です。